EGO Commercialは、造園業向け展示会EQUIP Exposition でバッテリー式ゼロターン乗用モア8機種を発表し、あわせて高速充電ハブと2027年の携帯工具も紹介した。同社の発表は2026年10月23日付。Pro Tool Reviewsによると、乗用モデルはEGO Commercialの販売店で発売中で、立ち乗りモデルは2027年半ばの予定。価格は発表されていない。
3つの構成、8機種
発表では新モデルを3タイプに分けている。
- Commercial Sit-Down ZTR: ガソリン換算で最大44馬力、最高12 mph、デッキ幅は48、54、60インチ。
- Commercial Stand-On ZTR: 同じく最大44馬力と12 mph、デッキ幅は48、54、60インチ。
- Commercial Compact Stand-On ZTR: ガソリン換算で最大26馬力、最高9 mph、デッキ幅は32と36インチ。

EGO Commercialが示す最大出力と最高速度。フルサイズ機はガソリン換算44馬力と12 mph、コンパクト立ち乗りは同26馬力と9 mph。
バッテリーと充電
フルサイズ機は取り外し式の大容量バッテリーを最大4個搭載でき、700WのDC-DC充電器を内蔵しているため、EGO 56V ARC Lithiumの携帯工具用バッテリーを現場で充電できる。Pro Tool Reviewsによると、モアのバッテリーは56V、1個あたり2.2 kWhで40Ah、携帯工具用より大型で、ほかのEGO製品にも使える。同誌はフルサイズ機の稼働時間を2〜4時間、バッテリーポート3つのコンパクト機はフル装備で3時間以上としている。EGO自身の発表には稼働時間の数値はない。
新しい3200W PGXハブは夜間の車両群充電向けだ。EGOは夜間の充電容量が30 kWhに倍増し、3ポートドックを最大48台までサポートするとしている。Pro Tool Reviewsは、240V、20Aのコンセントで動作し、従来の1600Wハブより50%速く、バッテリー4個のモアを約3.2時間で充電すると補足している。作業場によっては電気設備の増強が必要になる可能性がある。
構造とソフトウェア
OPE+LandscapeとPro Tool Reviewsはいずれも、フルサイズ機にI形フレームと9ゲージの鋼板デッキを採用していると伝えている。Pro Tool Reviewsは、EGOの新しい家庭用乗用モアの10ゲージデッキと比べ、高級な業務用では厚い鋼板を使うことが多いと指摘する。乗用モデルは調整式サスペンションシート、立ち乗りモデルはサスペンション付きプラットフォームを備える。
8機種すべてがEGO Commercial Fleet Appに接続でき、機器の状態、位置、使用状況を確認し、充電を遠隔で設定できる。
2027年の新しい携帯工具
EGOは2027年向けの工具も3つ発表した。22インチのComposite Armor Deckモア(Peak Power搭載)はバッテリーなしで83 lbで、ブレード速度を3段階に調整できる。Commercial 780 CFMブロワーは本体のみで4.8 lb、風速は最大190 mph。16.5インチのフロントモーター式ストリングトリマーは6.6 lbで、カーボンファイバー製シャフトを備える。
情報源の食い違い
OPE+Landscapeはコンパクト立ち乗りも立ち乗りと同じ2027年半ばとしているが、Pro Tool Reviewsはコンパクトの日付は示されていないとしている。EGOや販売店が明らかにするまで、時期は未確認として扱いたい。
どんな人に向くか
造園業者とチーム。 バッテリーを携帯工具と共用でき、運用の簡素化につながる。Pro Tool Reviewsは2〜4時間という幅で示しているので、最長の作業ルートと照らして確認したい。
小さな敷地や狭い敷地の所有者。 デッキ幅32と36インチのコンパクト立ち乗りが注目だが、発売時期は不明確だ。
車両管理者や作業場の経営者。 アプリと3200Wハブはこの層向けだ。夜間充電を計画する前に、作業場の電気容量を確認したい。
すでにEGO 56Vを使っている人。 内蔵充電器で現場でも携帯用ARCバッテリーを補充できる。各ポートが受け付けるバッテリーは販売店に確認したい。
一般の家庭向けではない。 販売店経由の業務用機で、価格も未発表だ。
価格と発売
価格は発表されていない。どの情報源もカナダでの販売には触れていないため、カナダの読者は購入前に地元のEGO Commercial販売店に確認したい。




