Milwaukeeは中トルクのM18 FUEL 2962-20の締め付けトルクを550 ft-lbs、DEWALTは20V MAX XR DCF961Bを1,320 ft-lbsと表記している。どちらも1/2インチの充電式インパクトレンチで、この差を理解することが購入前の最優先だ。
中トルクと高トルクの違いは何か
中トルク機は軽くて素早く、高トルク機は固着したボルトを外すための道具だ。ToolNutのMilwaukee 2962-20の掲載情報では、締め付け550 ft-lbs、緩め650 ft-lbs、回転数0から2,575 RPM、打撃数0から3,100 IPMで、長さ6 in、バッテリーなしで3.9 lbとされる。
高トルク機は、その扱いやすさを力と引き換えにしている。Pro Tool ReviewsはDEWALT DCF961をバッテリーなしで8.4 lbs、長さをほぼ8 1/2インチと記している。頭上や狭い場所では重く感じるだろう。

主な1/2インチ機はどう違うか
下の数値は各情報源が公表している定格であり、当サイトの測定結果ではない。トルクの単位はft-lbsだ。
| モデル | 締め付け | 緩め | 重量 |
|---|---|---|---|
| Milwaukee 2962-20(ToolNut) | 550 | 650 | 3.9 lb |
| Makita XWT08Z(ToolSource) | 最大740 | 最大1,180 | 7.65 lbs |
| Milwaukee 2967-20(Source Atlantic) | 最大1,200 | 最大1,600 | 記載なし |
| DEWALT DCF961B(DEWALT) | 1,320 | 1,900 | 記載なし |
カナダの販売店Source Atlanticは、Milwaukee 2967-20を長さ7.6 in、2,400 IPMと記載している。ToolSourceはMakitaを0から900 RPM、0から1,800 IPMとしている。
同じ工具で数値が合わないのはなぜか
メーカーの定格と外部の測定値は食い違うことが多く、数値は上限として見るべきだ。DEWALTは1,320 ft-lbsを別売のDCBP520バッテリーで達成したと説明している。Pro Tool ReviewsはDCF961を締め付け1200 ft-lbs、緩め1750 ft-lbsとし、5.0Ahのバッテリーで足りるとしている。
Makitaも同様で、ToolSourceは最大1,180 ft-lbsの緩めトルクを挙げ、Pro Tool ReviewsはXWT08を1080としている。情報源が食い違う場合は、全機種を同じ情報源で比べるのが安全だ。

価格はいくらか
Pro Tool ReviewsはDEWALT DCF961Bを本体のみ$369、5.0Ahバッテリー、充電器、バッグ付きのキットを$449としている。ToolNutはMilwaukee 2962-20を本体のみ$279.00で掲載していた。これらは米国の販売店の価格で、確認した情報源にカナダドルの価格はない。dewalt.ca、milwaukeetool.ca、またはカナダの販売店で確認してほしい。価格は変わる。
どんな人に向くか
- プロの整備士やタイヤ店: 高トルク級(DEWALT DCF961B、Milwaukee 2967-20)は錆びたナットを外す用途に向く。DEWALTの最大値は特定のバッテリーが前提なので確認したい。
- 本格的なDIY愛好者: Makita XWT08Zは数値上は中間で、締め付けは最大740 ft-lbs。必要な緩めトルクを確認しよう。
- 初めて買う人: Milwaukee 2962-20は3.9 lbで最も軽い。ただし650 ft-lbsの緩めトルクは大型機には及ばない。
- 予算を抑えたい住宅所有者: すでにバッテリーがある場合だけ本体のみを選ぶ。
- 同じプラットフォームの利用者: 数ft-lbsを追うより、手持ちのバッテリー規格に合わせる方が得なことが多い。
- チームや車両管理者: プラットフォームを一つに絞り、保証を読む。DEWALTはDCF961Bに3年の限定保証を記載している。
購入前に何を確認するか
メーカーのページで正確なモデルを開き、表記トルクがどのバッテリーで出た数値かを控えておく。そのうえでPro Tool Reviewsの比較とカナダの販売店の掲載情報を並べて読んでから注文しよう。




