Milwaukee Toolは、ガソリン発電機を使わずに現場で電気を使いたいチーム向けに、より大きな2台目のROLL-ONバッテリー電源を用意した。ROLL-ON 7200W/3600W 6.0kWh電源、型番3301Rで、Milwaukeeの米国向けプレスリリースでは8,999ドルとされている。確認した資料ではカナダでの価格と発売時期は示されていない。

特徴

Milwaukeeによると、3301Rは取り外しできない6.0kWh(6000Wh)のREDLITHIUM内蔵電池から、起動時7200W、連続3600Wを供給する。純正弦波インバーターを使い、パススルー給電にも対応するため、充電しながら工具を動かせる。

  • コンセント:ブレーカー付き20A GFCI二口コンセント2つ、USB-C 1つ、USB-A 1つ、120V
  • 充電:100%まで8時間、25%まで1時間40分未満
  • 大きさ:高さ20インチ、幅25インチ、9.5インチの全地形タイヤ
  • IP54、ONE-KEYによる追跡と盗難対策、上部はPACKOUT対応
  • 3年の限定保証。カバー(48-11-3301)は別売

Milwaukeeのグループプロダクトマネージャー、Jake Van Wormer氏は、プロが現場で電気を得る方法の大きな転換だと述べている。

初代ROLL-ONとの比較

Pro Tool Reviewsは3301Rを2024年の初代3300Rと比べている。同誌の表では起動7200W、連続3600Wの出力は同じだが、電池は2.5kWhから6.0kWhに増えた。その代わり、満充電は3時間から8時間に、重さは104 lbから185 lbに、価格は5,499ドルから8,999ドルになった。Milwaukeeのリリースは運転時間が2.4倍超になるとしている。

キロワット時単位の電池容量の棒グラフ:3300Rは2.5、3301Rは6.0

2つのROLL-ONモデルの電池容量。MilwaukeeとPro Tool Reviewsによる。

Pro Tool Reviewsは3301RについてのMilwaukee自身の見積もりも紹介している。M18 XC6.0バッテリーを最大43回充電、ロータリーハンマーではつり作業4.4時間、丸のこでOSBを9,358回切断というものだ。いずれもメーカーの見積もりで、Pro Tool Reviewsは独自の試験は行っていないとしている。

向いている人

  • 騒音や排気に制限がある現場のゼネコン:排出ゼロと静かな運転が検討の理由になる。屋内改修や使用中の建物で特に効く。
  • 電気や設備のチーム:連続3600Wと20A GFCI二口コンセント2つで、充電器、照明、多くのコード式工具をまかなえる。最も大きな工具の起動電力を7200Wと比べたい。
  • 車両管理やレンタルの担当者:ONE-KEYの追跡と9.5インチのタイヤは盗難対策と移動に役立つ。階段では185 lbの重さ、夜間には8時間の充電を見込みたい。
  • 小規模の工務店や本格派のDIY:8,999ドルは大きな出費だ。軽い用途なら旧型の3300Rや小型のポータブル電源で足りるかもしれない。
  • カナダの購入者:資料にはカナダドル価格がまだない。Milwaukeeの販売店に問い合わせ、冬に使う前に取扱説明書の低温時の充電の注意を確認したい。